空海と最澄と仏教における四苦八苦

みなさん、こんにちは、今日は、弘法大師・空海と

伝教大師・最澄について簡単に説明したいと思います。

空海と最澄が今の日本の、仏教・密教を中国やインドで学び

広めたのは、みなさんもご存知だと思います。

超人の空海、天才の最澄と言われてますが、

二人は、同じ時期に学んでいたんですけど、それぞれの

信心の違いで、空海は高野山金剛峰寺、真言宗を 

最澄は比叡山延暦寺に天台宗を確立しました。

 

空海は大日如来を教主とした大日経や金剛頂経を

最澄は天皇に認められ、天台法華宗を唱えましたが、

7歳年下の空海の才能を尊敬し、自分の弟子を研修させたり

しながら真言宗の勉強もさせました。

 

空海にはたくさんの弟子もいましたが、

空海の付法弟子(ふほうでし)として、真済(しんぜい)

真雅(しんが)実恵(じつえ)道雄(どうゆう)

円明(えんみょう)真如(しんにょ)杲隣(ごうりん)

泰範(たいはん)智泉(ちせん)忠延(ちゅうえん)

の10人がいました。

後に、この10人を釈迦の十大弟子になぞらえ、

弘法大師(空海)十大弟子と称するようになりました。

最近では、空海の映画なども公開されてましたよね。

 

仏教から生まれた、ことわざも多いんですが、

空海にまつわる、ことわざを載せますね。

 

☆弘法も筆の誤り

空海は嵯峨天皇からの勅命をうけ、額を書くことになったんですが、

「應」の一番上の点を書き忘れてしまいました。

そこで空海は掲げられた額を降ろさずに筆を投げつけて書き直したと

いわれています。これが由来になり、たとえ大人物であっても、

誰にでも間違いはあるものという意味で使われるようになったんですよね。

本来は「さすが大師、書き直し方さえも常人とは違う」という

ほめ言葉の意味も含まれているそうですが、それでも、失敗することで、

賢くなるので、失敗も必要な事なんですよね。

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☆弘法筆を選ばず

文字を書くのが上手な人間は、筆の良し悪しを問わないという

意味のことわざです。

ただし、性霊集には、よい筆を使うことができなかったので、

うまく書けなかった、という、全く逆の意味の言及があり

良い道具の選択が重要であることも世には多く、「弘法筆を選ぶ」

のように全く逆に転じた言い回しもあります。

でも、個人的には、道具と一緒に人間もより良いものを生み出そうと、

成長するのかもしれませんね。

 

☆護摩の灰

弘法大師が焚いた護摩の灰と称する灰を、

ご利益があるといって売りつける、旅の詐欺師の事で、

後に転じて旅人の懐を狙う盗人全般を指すようになったことわざです。

 

☆生麦大豆二升五合(なまむぎだいずにしょうごんごう)

民間に伝わる呪文で、これを唱えれば難事を避けることができるという。

本来の字義からは離れてしまっているが、空海の御宝号

「南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)」が転訛したものです。

お経を、わかりやすく、唱えやすくしたものですが、

よく、英語でも、水を意味するウォーターは、

日本語の藁(ワラ)のほうが、外人には通じるんですよね。

 

最澄にもたくさんの弟子がいましたが、

比叡山で修行した僧のなかから、

浄土宗の法然 浄土真宗の親鸞 時宗の一遍 

臨済宗の栄西 曹洞宗の道元 日蓮宗の日蓮が育っていきました。

こうやって見ると、最澄の純粋さや空海の器用さが見えてきますよね。

でも二人とも日本を救いたい気持ちは一緒ですし、その方法が

多少違うだけなので、いい意味でのライバル関係だったんでしょうね。

お釈迦様も自分のやり方に反発し分派して新しい教団をつくった

弟子のことを、この僧がいなければ、

今の自分はないと、感謝し、その僧がなくなったとき、その僧の

お経を唱え供養しました。(法華経、提婆達多品第十二)

(ほけきょう、だいばっだったぼん)

やっぱりこういう慈悲の心で人の

気持ちは動くと思いますが、それを利用する人もいるので、

本当に難しい事だと思います。 

実際自分が嫌な人や合わない人はいますから・・・ 

まあそれも修行ととらえて、生きていければ、

いいのかもしれませんが・・・

 

この仏教の教えの中には、四苦八苦というものがあります。

みなさんも、人生で、苦しくなる事が多々あると思いますが、

お釈迦様(仏陀)はまず、根本的な苦を

生・老・病・死の四苦としました。

 
生…生きていること自体肉体的精神的苦痛が伴う。
老…老いていくこと。体力、気力など全てが衰退して自由が利かなくなる。
病…様々な病気があり、痛みや苦しみに悩まされる。
死…死ぬことへの恐怖、その先の不安。

この根本的な四つの苦に加え、

愛別離苦(あいべつりく) – 愛する者と別離すること
怨憎会苦(おんぞうえく) – 怨み憎んでいる者に会うこと
求不得苦(ぐふとくく) – 求める物が得られないこと
五蘊盛苦(ごうんじょうく) – 五蘊(人間の肉体と精神)が

思うがままにならないことの四つの苦を合わせて

八苦と呼びます。

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簡単に言うと

①生きる苦しみ ②老いていく苦しみ ③病にかかる苦しみ

④死ぬという苦しみ ⑤愛するものと別れる苦しみ 

⑥怨み憎むものと会う苦しみ ⑦求めても得られない苦しみ 

⑧人の五感や想念で感じる苦しみ

になり、この苦から、経典をつくりました。

これが、みなさんもご存知の般若心経になるんですよね。

そのほかには、聖徳太子が推奨した法華経や華厳経、維摩経、

大無量寿経、浄土経(南無阿弥陀仏)などがあります。 

ここから誕生したのが、空海の、大日経、金剛頂経などです。

 

最澄は法華経を推奨し天台宗(天台法華宗)を広めその後に

日蓮(南無妙法蓮華経)や道元ほかいろいろな

宗派が生まれたんですよね。

般若心経は自分を戒めるお経ですので、

供養の時はあまり唱えないんですよね。

でも、写経として、意味を噛みしめながら書いたり、

唱えたりすることで、人間的に成長できるのかもしれませんね。

供養の時は唱えるお経も各宗派で違うんですが、

ほとんどの宗派で唱えるお経もあります。

私は、個人的には、観音経や寿量品第十六等唱えますけどね。

でもこの八つの苦は本当に生きてると、実感しますよね。

私の母もずっと商売をやってきて、朝から晩まで仕事だったんですが、

いつも若さや体力をお金で買えるものなら、

買いたいと言ってましたので、やっぱり、身体が老いていくのは、

自然の法則でしょうがないんでしょうけど、一つの苦なんでしょうね。

 

病気もそうですが、病気になってみないと、

健康の大切さがわかりませんし・・・

少しでもまわりに生かされてる事を意識して、

ストレスをためて病気をしないように、

元気に過ごしていければと思います。

それでは、皆様が笑顔で健康に過ごせますように・・・

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