言霊とは幸運のカギ

みなさん、こんにちは、言葉って本当に不思議なもので、

いろいろな面で、勇気づけられたり、励まされたり、

スポーツなどでは、応援などで、力をもらう事も多いと思います。

言葉には、人を元気にさせたり、

共感させたりすることができますが、

一番は、音楽などで、言葉にメロディーがつくと、

本当に、心に響きますよね。

恋人同士も、言葉で、お互いの気持ちを確かめますしね。

古来から、日本では、言葉にも魂が宿り、言葉によって、

様々な出来事が起こると、信じられてきました。

そのことを、言霊(コトダマ)といいますが、

今日は、この言霊思想について、書きたいと思います。

 

まず、言霊とは、言葉に宿る霊的なもので言魂ともいいます。

声に出した言葉が、現実の事象に対して、

何らかの影響を与えると信じられ、

良い言葉を発すると良いことが起こり、

不吉な言葉を発すると凶事が起こるとされていました。

そのため、神社などで祝詞(のりと)を奏上する時には

絶対に誤読がないように注意されたんですよね。

今日にも残る結婚式などでの忌み(いみ)言葉も

言霊の思想に基づくものとされています。

 

日本は言魂の力によって幸せがもたらされる国

「言霊の幸ふ国」とされ『万葉集』(萬葉集)に

志貴島の日本の国は事靈の佑はふ國ぞ福くありとぞ

とあり、読み方は、

しきしまの やまとのくには ことだまの さきはふくにぞさきくありとぞ

と読み、意味は、 日本の国は言霊が幸いをもたらす国です。

どうか私が言葉で「ご無事でいて下さい」と申し上げることによって、

どうぞ無事でいて下さい。という意味で、

海路の旅に上る人に餞(せん)した、

柿本人麻呂の歌になります。餞は、はなむけとも読みますよね。

これを見てもわかると思いますが、古代において、言と事が

同一の概念だったんでしょうね。

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結婚式も神前式の場合は、お互いに、夫婦になるための

誓いの祝詞をあげますよね。

漢字が導入された当初も言と事は区別せずに用いられており、

例えば事代主神(ことしろぬしのかみ)が古事記では、

言代主神と書かれている箇所があります。

古事記には言霊が神格化された一言主大神の記述も存在するんですよね。

このことからも、自分の意志をはっきりと声に出して言うことを

言挙げと言い、それが自分の慢心によるものであった場合には

悪い結果がもたらされると信じられていました。

 

日本書紀では日本武尊(ヤマトタケルノミコト)と書きますが、

古事記において、倭建命(ヤマトタケルノミコト)が

伊吹山に登ったとき山の神の化身に出会ったが、

倭建命は、これは神の使いだから

帰りに退治しようと言挙げしました。

それが命の慢心によるものであったため、倭建命は

神の祟りに遭い亡くなってしまいました。

すなわち、言霊思想は、万物に神が宿るとする単なる、

霊が宿るアニミズム的な思想というだけではなく、

心の存り様をも示すものだったんでしょうね。

よくプラスの言葉は人を成長させ、逆にマイナスの言葉は、

人を陰にしてしまいます。

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スポーツの応援なんかも、必ずプラスになると思いまし、

念じることで、見えない力が働くと思うんですよね。

なので、大好きな音楽を聞くことで、リラックスしたり、

普段の力を出せたりするんでしょうね。

 

亡き魂を供養するための、仏教のお経もそうだと思いますが、

このお経に関しても、唱える人の気持ちや、力もあると思いますし、

基本、お経や祝詞は声をはらないと相手にも伝わらないんです。

声がかれる位のお経じゃないと、正直届かないと思います。

なので、荒行など、修行をされてる僧侶の方のお経は、

届きますし、そのお経によって、成仏されると思います。

本当の声というものは、血が吐くほどお経を唱えてかすれ、

それでもだす声が本当に届く声だと思いますので・・・

そういう声には目には見えない経力がありますし、

必ず亡くなった人の魂にも届きます。

私も、お経を亡き両親に唱えることがありますが、

昔の僧侶が、仏の存在を衆生に示すために、お経をあげながら、

亡くなったことがあったそうで、亡くなってからも、

周りの人々に、お経がしばらく、聞こえてたそうです。

これも、言霊のような気もします。

よく、人間は、亡くなっても、耳だけは聞こえるという話を

聞きますが、これは、昏睡状態のときは、耳の機能は失われておらず、

最後まで、聞くことができるんですよね。

でも、心臓が止まってしまえば、機能も失われると思いますが・・・

私も、父が、亡くなりそうなときは、声を出して、

名前を呼び続けましたが、

きっと、届いていたと思っています。

 

でも、良い言葉だけではなく、人を傷つけたり、

ネットの世界でも、言葉によっては、炎上する場合もありますし、

相手の気持ちを逆なでしたり、トラブルになる場合もあります。

なかなか実生活では、しゃべらないと、相手に伝わりませんが、

言いにくい事もあるので、難しいところもありますが・・・

でも伝える事が相手のためだったりもするので、

思ってることを言葉に出来れば、

変わる事柄もあると思います。

 

私の場合は、ご相談をうけて、鑑定させていただいても、

できるだけ、相手が嫌な思いをしないように、言葉を選ぶように、

本人に気付かせるように、メールをさせて頂いてますが、

それでも、相談される方によっては、切羽詰まって、

結果だけを求めようとする方もいますし、

相手の事を考えられないくらい、感情的になっていて、

追い込まれている方もいらっしゃるので、難しい時もあるんですよね。

その時は、お力になれないこともありますが・・・

それも自分自身の修行と受け止めて、謙虚に感謝の気持ちを忘れないように、

今後とも、わかる範囲で、お応えしていきたいと思います。

それでは、今日はこの辺で、失礼したいと思います。m(__)m

皆さんが少しでも、開運に導かれますように・・・

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