みなさん、仏教のお寺での暦にもよく、掲載されてますが、
六三除(ろくさんよけ)って知ってますか?
簡単に説明すると、年令による身体の部分的な厄除けなんですけど、
九星とも関わりがあり、体内を巡る病の星の動きを表しているんですよね。
六三の事を、無産と言い、活動が停止した部分、弱くなった
部分を除くご祈祷です。これが六三除なんですよね。
病院などで、薬の処方を受けていても効果が現れにくかったり、
病気の原因がはっきりしないときは、
この六三に当たっている場合があるんです。
昔から、病院でも原因がわからない病気などを、古神による、
障りだとし、ご祈祷で、回復に導くんですけど、
この六三を見分けるには、その人の数え年を、9でわり、
あまった数字でみます。
割り切れた時は余りを9とします。
数え年は、満年齢に1才加えた数なので、
満年齢の0才は数え1才となります。
余りの数に対する場所は男性と女性と共通しているのは、
9が頭で、4がお腹で、8が股間です。
男性は、5が右肩で、7が左肩ですが、女性は逆になります。
それと、男性の6が右腰で、2が左腰で、これも、女性は、逆になります。
最後に、男性の1が右足で、3が左足で、これも、女性は逆になります。
たとえば、今年の誕生日で、20歳になる人は、数えの21歳なので、
9で割ると、21÷9=2あまり3なので、男性なら、左足で、女性なら右足です。
もし、この場所が、悪くなり、病院でも、原因がわからない場合は、
六三除けの障りになるんですよね。
よく、出産の時期にお腹の周辺(2・6・8)が
六三に当たっている場合は、六三除をすることで、
出産が軽くなるとも言われていますが・・・
それと、個人でやる場合は、八つ手の葉をつかい病の場所に毎日あてて、
葉が枯れたら、赤い糸を茎に7回まき、干してから、細かく切って、
燃やし、灰にします。それを、午前中に、
(わが身をさまたげる古神や、ここ立ち去れや、千代ら、見よらん)
と3回唱えながら、神社の木の根元にうめると、治るそうですが
このような、まじないは、正直試したことがないので、確信はありません。
それに、個人でやる場合は、手間もかかりますので、一番は、
信頼できる神社やお寺の住職様に、見てもらって、
ご祈祷してもらうのが、最善の方法だと思います。
ただし、きちんとご祈祷できるかは、
そのお寺のお坊さんの力にもよるんですけどね。
昔の人は、病院よりも、イタコさんを頼った時代もありました。
夜泣きの子供を静かにさせる、まじないや、肩こり(憑かれてる)を
治すまじないなどを、本にまとめたり、してました。
でも現代科学が進歩し、時代とともに、なくなってきてますが・・・
実際、私のご先祖様のイタコさんが、まとめた本も、
今はなくなってしまいましたし。。。
昔、よく亡き母が、何かあると、イタコさんのところへ行き、
その通りにすると、不思議と、物事が良くなったと言ってましたが、
それでも、当たるも八卦、当たらぬも八卦と言うように、
お金儲けのために、騙す人も現実には、いたので、衰退したんでしょうね。
青森でも、イタコさんを継ぐ人も、減っているみたいですしね。
人それぞれ、信じる信じないがあるとは思いますが、
どんな方法でも、その人が治る事が、大切だと、思ってるので、
個人的には、あらゆる、方法を、模索しても、いいと思います。
あと、お百度参りや、護符をつかった、おまじないなどが、あります。
お守りも、中にまじないの文字が書いてありますしね。
基本、お守りは、紙の場合は、一年で、木のお守りは、
一生とも言われてますが、新しい年が変わるたびに、
交換する気持ちが、大切なのかもしれませんね。
病院で、どうしても病気の原因がわからない時は、
参考にしてみてほしいと思います。
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