使鬼神法と犬神の呪術

みなさん、こんにちは、今日は、ちょっと呪術のコアな部分、

ちょっと聞き慣れないかもしれませんが、使鬼神法(しきじんぽう)

について書きたいと思います。

古くから伝わるもので鬼や霊などの、この世にないものを

使役する方法になるんですけど、

まえの記事で、日本の修験道の開祖、役小角の記事を書きましたが、

この使鬼神法をつかい、前鬼・後鬼を従えていたとあります。

陰陽道でも有名な安倍晴明もこの使鬼神法(式神)を使っていたと

言われています。

 

現代では高知県のイザナギ流で式神を使用していたと思いますが・・・

使鬼神法では、字の如く鬼を使役するんですが、

この鬼を使役するのは、高度なものとされていて、

通常は、動物の霊などを使役するものが一般的なんですよね。

関東地方の一部の山村で行われる俗信のオサキ狐(憑き物)や、

管狐(クダギツネ)もその呪術の一つとされています。

狐と聞いて、九尾の狐(きゅうびのきつね)の事が思い浮かぶ

人も多いと思いますが、中国神話の生物で、9本の尻尾をもつ

狐の霊獣または妖怪とされていて、

天界より遣わされた神獣とされています。

日本でも、平安時代に現れた妖怪とされていますが・・・

狐の他にも、陰陽道では蛇や犬神などを使って災厄を相手に起こしますが、

正直、現代で残っているのは本当に少数なので、私も確信はありません。

それと、猫を使った、呪術で猫鬼もあるので、これが、

化け猫になってるんですよね。

他にも、インドからの流れをくむ密教でも呪術は行われています。

呪禁師(じゅごんじ)や修験者(しゅげんじゃ)や

法華行者などがありますが・・・

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一般的に知られているのは、呪いのわら人形や

お百度参りなどですよね。

密教の方だと、加持祈祷なども呪術になります。

長野県、岐阜県、福井県に伝わる憑き物(呪術)には、

牛蒡種(ごぼうだね)と言うものもありますが、

これは、特定の家筋につく憑き物とされ、動物霊ではなく、

人間の生霊を憑かせるといわれいます。

 

様々な呪術の中で、特に禍々しいものがあり、

犬神やイズナ(狐)を使った呪術があるんですけど、

伝承によると、四国を中心に日本の西側に広く

伝わっているそうで、平安時代に当時民間に広がった

呪術に蟲毒(こどく)というものがありました。

この蟲毒とは、古代中国の呪術(道教)で、

「ヘビ、ムカデ、ゲジ、カエルなどの百虫を同じ容器で飼育し、

互いに共食いさせ、勝ち残ったものが神霊となるとされていて、

この毒を採取して飲食物に混ぜ、人に害を加えたり、

思い通りに福を得たりする呪術で、人がこの毒に当たると、

症状は様々ですが、一定期間のうちにその人は大抵死ぬと

されていました。

この蟲毒は禁止令が出るほどの呪術だったそうですが、

ここから派生して対象が犬の霊になったものが

犬神だと言われています。

犬神をつくる方法なんですが、犬を生きたまま、

首だけだし地に埋めます。犬が死にそうになったら、

肉を与える瞬間にある言葉をかけ、犬の首を落とします。

するとはねられた犬の首は目の前の肉に飛びつきます。

その首を焼いて残った骨を箱に入れ、その箱を四つ辻に埋めるんです。

人が行き合う四つ辻で犬の首は人々に踏みつけられ

飢餓の中で無残に首をはねられた犬の恨みはさらに増幅され

その恨みから犬神が生まれるそうです。

 

昔は本当に行われていたらしく、その首をミイラ化させて、持ち歩いたり、

その犬の魂魄(こんぱく)を操作して、色々なものを見たりしたそうですが、

本当に想像しただけで、ぞっとしますよね。

ちなみに、この犬神の呪術を使うと、持ち主の望みを叶えたり、

持ち主が憎い相手を原因不明の病に陥らせたり

精神をむしばむとされています。

 

ただこの犬神は持ち主に対して、決して従順なわけではないので、

犬神によって逆に祟られた家もあると思いますが・・・

犬神は個人でなく家に憑きますので・・・

家を裕福にする代わりに周囲を不幸にしてしまうので、

その家は、周りから恨まれる事になります。

まさに、人を呪わば穴二つですよね。

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ちなみに、犬神の影響を受けると、

胸痛や手足の痛みを訴えたり、嫉妬深い性格になるとも言われます。

喜怒愛楽が激しく情緒不安定な人に、

犬神は憑きやすいとも言われていますので、

常日頃から、負の念や恨みの念は、長く持たないように

したいものです。

持つことで悪い念や生霊を引き寄せて

憑かれてしまうかもしれませんので・・・

 

でも、この世に、悩みがない人は、いないと思いますので、

難しいんですけどね。

なので、先祖供養をして、護ってもらうのかもしれません。

じつは、この禍々しい呪術、犬神から身を守る方法もあります。

大口真神(おおくちのまがみ)という神様なんですが、

現在では絶滅してしまったニホンオオカミの事で、

犬神を退けると言われていました。

現在も埼玉県秩父地方の神社を中心に、狼が描かれた神札(お札)が

頒布され、信仰を集めています。

他にも、祀ってある場所として、

三峯神社(みつみねじんじゃ) (埼玉県秩父郡大滝村三峰)
山住神社 (やまずみじんじゃ)(静岡県磐田郡水窪町山住)
大川神社 (おおかわじんじゃ)(京都府舞鶴市大川) 
釜山神社 (かまやまじんじゃ)(埼玉県大里郡寄居町)
武蔵御嶽神社 (むさしみたけじんじゃ)(東京都青梅市御岳山)

などがありますので、こちらの神社でお祓いする事で、

改善されると思いますよ。

パワースポットにもなっているみたいですけどね。

でも、犬神の呪術を使う人も、いないでしょうけど・・・

個人的には、動物の念を使うのは反対ですし、

命を犠牲にする事で、一歩間違えれば、自分に恨みの念が

くると思うので、このような呪術は、どんな理由があろうとも、

使ってはいけないのかもしれませんね。

西洋でも、黒魔術などがありますが・・・

 

私のご先祖に、イタコをやっていた方がいましたが、

いろいろな呪い(まじない)をして、みんなに感謝されて

ましたが、今では、祝詞の本くらいしか残っていません。

なかなか科学優先の現代社会では、認められずに

自然に消えていくんだと思います。

でも、わずかでも受け継いでいる人は、いるんですが、

本当に人の為になる、宗教であり、仏教であり、

密教であり、呪術であってほしいと思います。

少しでもこのサイトが皆様のご参考になればと思います。

それでは、皆様に開運が訪れますように・・・

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