令和の由来・画数で見る
みなさん、こんにちは、新元号が発表され、
いよいよ5月1日から、令和になります。
新元号、令和の由来は、万葉集の梅花の歌が元になっていますが、
万葉集とは、奈良時代の日本最古の歌集で、
全20巻あり、奈良時代に現在の形に近いものに、
まとめられたと言われています。
万葉集は、天皇や皇族、歌人、さらには農民など幅広い階層の
人々が読んだ約4,500首の歌が収められているんですよね。
国語の授業でも取り上げられるので、ご存知の方も多いですよね。
安倍総理は、万葉集について、幅広い階層の人が読んだ歌が収められており、
豊かな文化と伝統を象徴している国書であると話しています。
この万葉集、梅花の歌の作者は、大伴旅人(おおとも の たびと)と
言われていますが、諸説があり、実際は、作者不明ということです。
大伴旅人は、飛鳥時代から奈良時代に活躍した歌人で、
太宰府長官でもありました。
天平(てんぴょう)2年(730年)の正月13日に、
大伴旅人邸の梅園に、山上憶良(やまのうえ の おくら)や
下僚ら約30人が集まり催された、梅花の宴の宴席で、
詠まれた32首の序文になります。
ちなみに、天平(てんぴょう)は、729年から749年までの20年間をさし、
この時代の天皇は、聖武天皇(しょうむ てんのう)でした。
梅花の歌
「時に、初春の令月(れいげつ)にして、
気淑く(き よく)風和ぎ(かぜ やわらぎ)、
梅は鏡前(きょくぜん)の粉(こ)を披き(ひらき)、
蘭は珮後(はいご)の香を薫す(かおらす)」
わかりやすくすると、
折(おり)しも、初春の佳月(かげつ)は美しく映え、
空気は清く澄みわたり、静穏(せいおん)な風がやわらかにそよいでいる。
梅は鏡の前に置かれた粉(化粧に使うおしろいの粉)のように白く
軽やかな花を咲かせ、蘭はきらびやかな玉を飾った美しい女性が
纏(まと)うお香(雅な方々の身だしなみとして使われた香)のごとく
良い薫りをさせている。
というような、風景が浮かんできます。
簡単な意味としては、
何事をするにもよい月。めでたい月。となり、
新元号に込められた、新しい日本を表すのに相応しい言葉ですよね。
この元号は大化から始まり、248番目になりますが、
今までの、元号を載せたいと思います。
飛鳥時代 | |||
順番 | 元号 | 読み | 西暦 |
---|---|---|---|
1 | 大化 | たいか | 645年 |
2 | 白雉 | はくち | 650年 |
3 | 朱鳥 | しゅちょう | 686年 |
4 | 大宝 | たいほう | 701年 |
5 | 慶雲 | けいうん | 704年 |
6 | 和銅 | わどう | 708年 |
奈良時代 | |||
7 | 霊亀 | れいき | 715年 |
8 | 養老 | ようろう | 717年 |
9 | 神亀 | じんき | 724年 |
10 | 天平 | てんぴょう | 729年 |
11 | 天平感宝 | てんぴょうかんぽう | 749年 |
12 | 天平勝宝 | てんぴょうしょうほう | 749年 |
13 | 天平宝字 | てんぴょうほうじ | 757年 |
14 | 天平神護 | てんぴょうじんご | 765年 |
15 | 神護景雲 | じんごけいうん | 767年 |
16 | 宝亀 | ほうき | 770年 |
17 | 天応 | てんおう | 781年 |
18 | 延暦 | えんりゃく | 782年 |
平安時代 | |||
19 | 大同 | だいどう | 806年 |
20 | 弘仁 | こうにん | 810年 |
21 | 天長 | てんちょう | 824年 |
22 | 承和 | じょうわ | 834年 |
23 | 嘉祥 | かしょう | 848年 |
24 | 仁寿 | にんじゅ | 851年 |
25 | 斉衡 | さいこう | 854年 |
26 | 天安 | てんあん | 857年 |
27 | 貞観 | じょうがん | 859年 |
28 | 元慶 | がんぎょう | 877年 |
29 | 仁和 | にんな | 885年 |
30 | 寛平 | かんぴょう | 889年 |
31 | 昌泰 | しょうたい | 898年 |
32 | 延喜 | えんぎ | 901年 |
33 | 延長 | えんちょう | 923年 |
34 | 承平 | しょうへい | 931年 |
35 | 天慶 | てんぎょう | 938年 |
36 | 天暦 | てんりゃく | 947年 |
37 | 天徳 | てんとく | 957年 |
38 | 応和 | おうわ | 961年 |
39 | 康保 | こうほう | 964年 |
40 | 安和 | あんな | 968年 |
41 | 天禄 | てんろく | 970年 |
42 | 天延 | てんえん | 973年 |
43 | 貞元 | じょうげん | 976年 |
44 | 天元 | てんげん | 978年 |
45 | 永観 | えいかん | 983年 |
46 | 寛和 | かんな | 985年 |
47 | 永延 | えいえん | 987年 |
48 | 永祚 | えいそ | 989年 |
49 | 正暦 | しょうりゃく | 990年 |
50 | 長徳 | ちょうとく | 995年 |
51 | 長保 | ちょうほう | 999年 |
52 | 寛弘 | かんこう | 1004年 |
53 | 長和 | ちょうわ | 1012年 |
54 | 寛仁 | かんにん | 1017年 |
55 | 治安 | じあん | 1021年 |
56 | 万寿 | まんじゅ | 1024年 |
57 | 長元 | ちょうげん | 1028年 |
58 | 長暦 | ちょうりゃく | 1037年 |
59 | 長久 | ちょうきゅう | 1040年 |
60 | 寛徳 | かんとく | 1044年 |
61 | 永承 | えいじょう | 1046年 |
62 | 天喜 | てんぎ | 1053年 |
63 | 康平 | こうへい | 1058年 |
64 | 治暦 | じりゃく | 1065年 |
65 | 延久 | えんきゅう | 1069年 |
66 | 承保 | じょうほう | 1074年 |
67 | 承暦 | じょうりゃく | 1077年 |
68 | 永保 | えいほう | 1081年 |
69 | 応徳 | おうとく | 1084年 |
70 | 寛治 | かんじ | 1087年 |
71 | 嘉保 | かほう | 1094年 |
72 | 永長 | えいちょう | 1096年 |
73 | 承徳 | じょうとく | 1097年 |
74 | 康和 | こうわ | 1099年 |
75 | 長治 | ちょうじ | 1104年 |
76 | 嘉承 | かじょう | 1106年 |
77 | 天仁 | てんにん | 1108年 |
78 | 天永 | てんえい | 1110年 |
79 | 永久 | えいきゅう | 1113年 |
80 | 元永 | げんえい | 1118年 |
81 | 保安 | ほうあん | 1120年 |
82 | 天治 | てんじ | 1124年 |
83 | 大治 | だいじ | 1126年 |
84 | 天承 | てんしょう | 1131年 |
85 | 長承 | ちょうしょう | 1132年 |
86 | 保延 | ほうえん | 1135年 |
87 | 永治 | えいじ | 1141年 |
88 | 康治 | こうじ | 1142年 |
89 | 天養 | てんよう | 1144年 |
90 | 久安 | きゅうあん | 1145年 |
91 | 仁平 | にんぴょう | 1151年 |
92 | 久寿 | きゅうじゅ | 1154年 |
93 | 保元 | ほうげん | 1156年 |
94 | 平治 | へいじ | 1159年 |
95 | 永暦 | えいりゃく | 1160年 |
96 | 応保 | おうほう | 1161年 |
97 | 長寛 | ちょうかん | 1163年 |
98 | 永万 | えいまん | 1165年 |
99 | 仁安 | にんあん | 1166年 |
100 | 嘉応 | かおう | 1169年 |
101 | 承安 | じょうあん | 1171年 |
102 | 安元 | あんげん | 1175年 |
103 | 治承 | じしょう | 1177年 |
104 | 養和 | ようわ | 1181年 |
105 | 寿永 | じゅえい | 1182年 |
106 | 元暦 | げんりゃく | 1184年 |
107 | 文治 | ぶんじ | 1185年 |
108 | 建久 | けんきゅう | 1190年 |
鎌倉時代 | |||
109 | 正治 | しょうじ | 1199年 |
110 | 建仁 | けんにん | 1201年 |
111 | 元久 | げんきゅう | 1204年 |
112 | 建永 | けんえい | 1206年 |
113 | 承元 | じょうげん | 1207年 |
114 | 建暦 | けんりゃく | 1211年 |
115 | 建保 | けんぽう | 1213年 |
116 | 承久 | じょうきゅう | 1219年 |
117 | 貞応 | じょうおう | 1222年 |
118 | 元仁 | げんにん | 1224年 |
119 | 嘉禄 | かろく | 1225年 |
120 | 安貞 | あんてい | 1227年 |
121 | 寛喜 | かんぎ | 1229年 |
122 | 貞永 | じょうえい | 1232年 |
123 | 天福 | てんぷく | 1233年 |
124 | 文暦 | ぶんりゃく | 1234年 |
125 | 嘉禎 | かてい | 1235年 |
126 | 暦仁 | りゃくにん | 1238年 |
127 | 延応 | えんおう | 1239年 |
128 | 仁治 | にんじ | 1240年 |
129 | 寛元 | かんげん | 1243年 |
130 | 宝治 | ほうじ | 1247年 |
131 | 建長 | けんちょう | 1249年 |
132 | 康元 | こうげん | 1256年 |
133 | 正嘉 | しょうか | 1257年 |
134 | 正元 | しょうげん | 1259年 |
135 | 文応 | ぶんおう | 1260年 |
136 | 弘長 | こうちょう | 1261年 |
137 | 文永 | ぶんえい | 1264年 |
138 | 建治 | けんじ | 1275年 |
139 | 弘安 | こうあん | 1278年 |
140 | 正応 | しょうおう | 1288年 |
141 | 永仁 | えいにん | 1293年 |
142 | 正安 | しょうあん | 1299年 |
143 | 乾元 | けんげん | 1302年 |
144 | 嘉元 | かげん | 1303年 |
145 | 徳治 | とくじ | 1306年 |
146 | 延慶 | えんぎょう | 1308年 |
147 | 応長 | おうちょう | 1311年 |
148 | 正和 | しょうわ | 1312年 |
149 | 文保 | ぶんぽう | 1317年 |
150 | 元応 | げんおう | 1319年 |
151 | 元亨 | げんこう | 1321年 |
152 | 正中 | しょうちゅう | 1324年 |
153 | 嘉暦 | かりゃく | 1326年 |
154 | 元徳 | げんとく | 1329年 |
南北朝時代 | |||
155 | 元弘 | げんこう | 1331年 |
156 | 正慶 | しょうきょう | 1332年 |
157 | 建武 | けんむ | 1334年 |
158 | 延元 | えんげん | 1336年 |
159 | 暦応 | りゃくおう | 1338年 |
160 | 興国 | こうこく | 1340年 |
161 | 康永 | こうえい | 1342年 |
162 | 貞和 | じょうわ | 1345年 |
163 | 正平 | しょうへい | 1346年 |
164 | 観応 | かんおう | 1350年 |
165 | 文和 | ぶんな | 1352年 |
166 | 延文 | えんぶん | 1356年 |
167 | 康安 | こうあん | 1361年 |
168 | 貞治 | じょうじ | 1362年 |
169 | 応安 | おうあん | 1368年 |
170 | 建徳 | けんとく | 1370年 |
171 | 文中 | ぶんちゅう | 1372年 |
172 | 天授 | てんじゅ | 1375年 |
173 | 永和 | えいわ | 1375年 |
174 | 康暦 | こうりゃく | 1379年 |
175 | 弘和 | こうわ | 1381年 |
176 | 永徳 | えいとく | 1381年 |
177 | 元中 | げんちゅう | 1384年 |
178 | 至徳 | しとく | 1384年 |
179 | 嘉慶 | かぎょう | 1387年 |
180 | 康応 | こうおう | 1389年 |
181 | 明徳 | めいとく | 1390年 |
室町時代 | |||
182 | 応永 | おうえい | 1394年 |
183 | 正長 | しょうちょう | 1428年 |
184 | 永享 | えいきょう | 1429年 |
185 | 嘉吉 | かきつ | 1441年 |
186 | 文安 | ぶんあん | 1444年 |
187 | 宝徳 | ほうとく | 1449年 |
188 | 享徳 | きょうとく | 1452年 |
189 | 康正 | こうしょう | 1455年 |
190 | 長禄 | ちょうろく | 1457年 |
191 | 寛正 | かんしょう | 1460年 |
192 | 文正 | ぶんしょう | 1466年 |
193 | 応仁 | おうにん | 1467年 |
194 | 文明 | ぶんめい | 1469年 |
195 | 長享 | ちょうきょう | 1487年 |
196 | 延徳 | えんとく | 1489年 |
197 | 明応 | めいおう | 1492年 |
198 | 文亀 | ぶんき | 1501年 |
199 | 永正 | えいしょう | 1504年 |
200 | 大永 | だいえい | 1521年 |
201 | 享禄 | きょうろく | 1528年 |
202 | 天文 | てんぶん | 1532年 |
203 | 弘治 | こうじ | 1555年 |
204 | 永禄 | えいろく | 1558年 |
205 | 元亀 | げんき | 1570年 |
206 | 天正 | てんしょう | 1573年 |
安土桃山時代 | |||
207 | 文禄 | ぶんろく | 1592年 |
208 | 慶長 | けいちょう | 1596年 |
江戸時代 | |||
209 | 元和 | げんな | 1615年 |
210 | 寛永 | かんえい | 1624年 |
211 | 正保 | しょうほう | 1644年 |
212 | 慶安 | けいあん | 1648年 |
213 | 承応 | じょうおう | 1652年 |
214 | 明暦 | めいれき | 1655年 |
215 | 万治 | まんじ | 1658年 |
216 | 寛文 | かんぶん | 1661年 |
217 | 延宝 | えんぽう | 1673年 |
218 | 天和 | てんな | 1681年 |
219 | 貞享 | じょうきょう | 1684年 |
220 | 元禄 | げんろく | 1688年 |
221 | 宝永 | ほうえい | 1704年 |
222 | 正徳 | しょうとく | 1711年 |
223 | 享保 | きょうほう | 1716年 |
224 | 元文 | げんぶん | 1736年 |
225 | 寛保 | かんぽう | 1741年 |
226 | 延享 | えんきょう | 1744年 |
227 | 寛延 | かんえん | 1748年 |
228 | 宝暦 | ほうれき | 1751年 |
229 | 明和 | めいわ | 1764年 |
230 | 安永 | あんえい | 1772年 |
231 | 天明 | てんめい | 1781年 |
232 | 寛政 | かんせい | 1789年 |
233 | 享和 | きょうわ | 1801年 |
234 | 文化 | ぶんか | 1804年 |
235 | 文政 | ぶんせい | 1818年 |
236 | 天保 | てんぽう | 1830年 |
237 | 弘化 | こうか | 1844年 |
238 | 嘉永 | かえい | 1848年 |
239 | 安政 | あんせい | 1854年 |
240 | 万延 | まんえん | 1860年 |
241 | 文久 | ぶんきゅう | 1861年 |
242 | 元治 | げんじ | 1864年 |
243 | 慶応 | けいおう | 1865年 |
現代 | |||
244 | 明治 | めいじ | 1868年 |
245 | 大正 | たいしょう | 1912年 |
246 | 昭和 | しょうわ | 1926年 |
247 | 平成 | へいせい | 1989年 |
248 | 令和 | れいわ | 2019年 |
この令和ですが、どのような時代を表しているのか、
画数で、見る人もいます。
実際、私も、姓名判断のご相談を受けることもあります。
様々な見方もあるので、一概には言えませんが、
私の見方で、令和を見てみたいと思います。
まず最初に、画数の奇数(○陽)と偶数(●陰)の配列が
吉凶を表しますので、陰陽のバランスを見てみたいと思います。
このバランスが悪いと運勢が落ち着かず、
世の中の変動に弱くなり運気を弱めてしまいます。
2文字の場合の幸運陰陽配列は
○→● ●→○
これに当てはめると、令和は、
令は5画 和は8画で、奇数⇒偶数なので、良い配列です。
細かく見ると、下の図のようになりますが、
ここで、二文字の場合、霊数1を足す見方もありますが、
これは、文字の外格を補うためのものなので、
私は、プラスしません。
それで、見ると、
天格は5◎福寿 人格は13☆人気 地格は8○根気
社会格と家庭格は14×不和 総格13☆人気 となります。
天格は運命のバランス
人格は性格素質始まり
地格は青年期の運勢全てに影響
総格は晩年や変動・転換
家庭・社会格は対人関係や家庭での基本的な幸福度
を表しているので、
平成の時と同じように、積極的に行動することで、
世界の中の日本として、発展しバランスが取れる時代だと思います。
始まりも、令和自体が、人気の元号になりますし、
独創的な考えで、積極的に主張できれば、
良い方向へ、向かうと思います。
オリンピックもありますしね。
ただ、それぞれに根気が必要な時代で、
国民の生活は、不安定で、負担も増え、
感情的になりやすくもあります。
頭を柔軟に、新しい時代にふさわしい
アイデアや方法が出ることで、安定するんでしょうね。
外国との交流も今よりもっと盛んになりますしね。
日本は、AI、ロボット産業なども、世界からも注目されてるので・・・
ちなみに、戦争があった昭和を見ると、崩壊と逆境を表してたんですよね。。。
まとめると、新元号になっても、我々の幸福度は、
大きく変わらないという事です。
根気よく、なんでも物事を続けることが、ある意味大切なのかもしれません。
それと、時代の節目や始まりには、災害も多くなるので、
きちんと、防災対策をしておきましょうね。
もう一つ、皆さんに知っておいてほしいことがあるんですが、
画数の見方で大切なのものがあるんですけど、
五行・三才配置といいます。
これは、五格のなかの「天格」「人格」「地格」を
木・火・土・金・水に当てはめ、吉凶を占います。
天格、人格、地格の下一桁の数字が
「1・2」であれば、「木」
「3・4」であれば、「火」
「5・6」であれば、「土」
「7・8」であれば、「金」
「9・0」であれば「水」となります。
これで、令和を見ると、火木土(吉・吉・大吉)となり、
基礎強固にして境遇不動なり。
発展力目覚ましく目的達成容易なり。となります。
災害が起きても、精神は揺らがず、
発展するエネルギーも強いような気がしますね。
災害は、起きてほしくありませんが、起きることで、
学べることもあり、より良く発展することも
出来るのかもしれませんね。
姓名判断や画数については、また詳しく、書きたいと思います。
歴代天皇一覧
元号について見てみると、それに伴い、歴代の天皇について、
気になる方も多いと思います。
古事記、日本書紀によれば、初代天皇は、神武天皇になり、
皇祖神、天照大御神(あまてらすおおみかみ)の孫の孫の子になります。
ちなみに、神武天皇は紀元前660年になります。
この紀元前は、キリストが生まれた年を紀元1年とし、
西暦1年の前の年は紀元前1年で、西暦0年は存在しません。
現在は、2019年なので、神武天皇は、2678年前になるんですよね。
元号の最初、大化の天皇は、36代、孝徳天皇(こうとくてんのう)になります。
今までの天皇家の歴史を知ることで、日本の歴史も見えてきますし、
やっぱり、日本の象徴として、これからも、見守って頂きたいと思います。
ここで、歴代天皇の一覧を載せますね。
※欠史八代とは、古事記・日本書紀において系譜は
存在するがその事績(業績)がない
代 | 名前 | 読み | 西暦 | 備考 |
---|---|---|---|---|
初代 | 神武天皇 | じんむ | 前660年 | 大和地方を平定 |
2代 欠史八代 |
綏靖天皇 | すいぜい | 前581年 | 異母兄の手研耳命(たぎしみみの みこと)を誅殺 |
3代 欠史八代 |
安寧天皇 | あんねい | 前549年 | 綏靖天皇の嫡子 |
4代 欠史八代 |
懿徳天皇 | いとく | 前510年 | 安寧天皇の第二皇子 |
5代 欠史八代 |
孝昭天皇 | こうしょう | 前475年 | 懿徳天皇の皇子 |
6代 欠史八代 |
孝安天皇 | こうあん | 前392年 | 在位最年長 |
7代 欠史八代 |
孝霊天皇 | こうれい | 前290年 | 皇子は桃太郎のモデル? |
8代 欠史八代 |
孝元天皇 | こうげん | 前214年 | 子が古代有力豪族に |
9代 欠史八代 |
開化天皇 | かいか | 前158年 | 16才で皇太子となる |
10代 | 崇神天皇 | すじん | 前97年 | 国を治めた天皇 |
11代 | 垂仁天皇 | すいにん | 前29年 | 伊勢神宮が建立された |
12代 | 景行天皇 | けいこう | 71年 | ヤマトタケルの父 |
13代 | 成務天皇 | せいむ | 131年 | 蘇我氏の始祖を大臣に |
14代 | 仲哀天皇 | ちゅうあい | 192年 | 神の怒りで命を落とす |
15代 | 応神天皇 | おうじん | 270年 | 八幡神として祀られている |
16代 | 仁徳天皇 | にんとく | 313年 |
人間味ある天皇 |
17代 | 履中天皇 | りちゅう | 400年 | 弟に殺される |
18代 | 反正天皇 | はんぜい | 406年 | 兄を殺し天皇へ |
19代 | 允恭天皇 | いんぎょう | 412年 | 慈悲深い天皇 |
20代 | 安康天皇 | あんこう | 453年 | 義理の息子に殺される |
21代 | 雄略天皇 | ゆうりゃく | 456年 | 残虐なワカタケル大王 |
22代 | 清寧天皇 | せいねい | 480年 | 生まれながら白髪 |
23代 | 顯宗天皇 | けんぞう | 485年 | 下層民の生活を送る |
24代 | 仁賢天皇 | にんけん | 488年 | 謙虚で温厚な天皇 |
25代 | 武烈天皇 | ぶれつ | 498年 | 暴君であったと伝えられる |
26代 | 継体天皇 | けいたい | 507年 | 新王朝の始祖とされる |
27代 | 安閑天皇 | あんかん | 531年 | 優秀で蔵王権現の化身とされた |
28代 | 宣化天皇 | せんか | 535年 | 老齢になったから即位 |
29代 | 欽明天皇 | きんめい | 539年 | 蘇我氏物部氏と対立 |
30代 | 敏達天皇 | びだつ | 572年 | 崇仏廃仏論争 |
31代 | 用明天皇 | ようめい | 585年 | 聖徳太子の父 |
32代 | 崇峻天皇 | すしゅん | 587年 | 蘇我馬子に暗殺される |
33代 | 推古天皇 | すいこ | 592年 | 崇峻天皇の妹 |
初の女性天皇 | ||||
聖徳太子が摂政を務めた | ||||
34代 | 舒明天皇 | じょめい | 629年 | 第一回遣唐使を派遣 |
35代 | 皇極天皇 | こうぎょく | 642年 | 自ら皇位を譲った |
36代 | 孝徳天皇 | こうとく | 645年 | 最初の元号大化の天皇 |
37代 | 斉明天皇 | さいめい | 655年 | 再び即位(35代・皇極天皇) |
38代 | 天智天皇 | てんじ | 661年 | 中大兄皇子 |
39代 | 弘文天皇 | こうぶん | 671年 | 天智天皇の子またの名を大友皇子 |
40代 | 天武天皇 | てんむ | 673年 | 大海人皇子 |
古事記の作成を発案する。 | ||||
41代 | 持統天皇 | じとう | 686年 | 天武天皇の皇后→持統天皇 |
都を藤原京に遷都する | ||||
42代 | 文武天皇 | もんむ | 697年 | 国家経営の基本大宝律令制定 |
43代 | 元明天皇 | げんめい | 707年 | 都を平城京に遷都する |
古事記の編纂を再開する | ||||
44代 | 元正天皇 | げんしょう | 715年 | 未婚で独身をつらぬく |
45代 | 聖武天皇 | しょうむ | 724年 | 東大寺大仏を作る |
46代 | 孝謙天皇 | こうけん | 749年 | 初の女性皇太子 |
47代 | 淳仁天皇 | じゅんにん | 758年 | 淡路島に幽閉された |
48代 | 称徳天皇 | しょうとく | 764年 | 再び即位(46代・孝謙天皇) |
49代 | 光仁天皇 | こうにん | 770年 | 穏健な政治を目指す |
50代 | 桓武天皇 | かんむ | 781年 | 都を平安京に遷都する |
51代 | 平城天皇 | へいぜい | 806年 | 律令制再建を目指す |
52代 | 嵯峨天皇 | さが | 809年 | 平安を代表する天皇 |
53代 | 淳和天皇 | じゅんな | 823年 | 財政を強化し安定させる |
54代 | 仁明天皇 | にんみょう | 833年 | 平和な時代でも権力争い |
55代 | 文德天皇 | もんとく | 850年 | 皇太子選定に混乱 |
56代 | 清和天皇 | せいわ | 858年 | 藤原氏による摂関政治 |
57代 | 陽成天皇 | ようぜい | 876年 | 異様な天皇 |
58代 | 光孝天皇 | こうこう | 884年 | 理想的な天皇 |
59代 | 宇多天皇 | うだ | 887年 | 猫好きで有名 |
60代 | 醍醐天皇 | だいご | 897年 | 天皇親政を実現 |
61代 | 朱雀天皇 | すざく | 930年 | 24歳で譲位 |
62代 | 村上天皇 | むらかみ | 946年 | 国家財政を再建 |
63代 | 冷泉天皇 | れいぜい | 967年 | 怨霊に取りつかれてた? |
64代 | 円融天皇 | えんゆう | 969年 | 藤原氏の権力争い |
65代 | 花山天皇 | かざん | 984年 | 革新的事業を提案 |
66代 | 一条天皇 | いちじょう | 986年 | 宮廷文化が開花 |
67代 | 三条天皇 | さんじょう | 1011年 | 道長と病に苦しんだ |
68代 | 後一条天皇 | ごいちじょう | 1016年 | 国政に興味がなかった |
69代 | 後朱雀天皇 | ごすざく | 1036年 | 物事に対して厳格すぎた |
70代 | 後冷泉天皇 | ごれいぜい | 1045年 | 政治に関心がなくいいなり |
71代 | 後三条天皇 | ごさんじょう | 1068年 | 摂関政治からの脱却 |
72代 | 白河天皇 | しらかわ | 1072年 | 仏教に熱心 |
73代 | 堀河天皇 | ほりかわ | 1086年 | 政治的実権を握る |
74代 | 鳥羽天皇 | とば | 1107年 | 父の堀河天皇の院政で確執 |
75代 | 崇徳天皇 | すとく | 1123年 | 保元の乱に敗れ讃岐に配流される |
怨霊伝説 | ||||
76代 | 近衛天皇 | このえ | 1141年 | 3歳で即位、17歳で崩御 |
77代 | 後白河天皇 | ごしらかわ | 1155年 | 武家政権の中皇室権威を守った |
78代 | 二条天皇 | にじょう | 1158年 | 上皇と対立 |
79代 | 六条天皇 | ろくじょう | 1165年 | 歴代最年少即位(生後7ヶ月) |
80代 | 高倉天皇 | たかくら | 1168年 | 上皇と平氏の対立で板挟み |
81代 | 安徳天皇 | あんとく | 1180年 | 平清盛の外孫壇ノ浦の戦いにて入水し崩御 |
歴代天皇最年少で崩御(8歳) | ||||
※1183年~1185年まで後鳥羽天皇と在位重複 | ||||
82代 | 後鳥羽天皇 | ごとば | 1183年 | 承久の乱後、隠岐に配流される |
※1183年~1185年まで安徳天皇と在位重複 歌人として一流 |
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83代 | 土御門天皇 | つちみかど | 1198年 | 承久の乱後、土佐に配流される |
84代 | 順徳天皇 | じゅんとく | 1210年 | 承久の乱後、佐渡に配流される |
85代 | 仲恭天皇 | ちゅうきょう | 1221年 | 満2歳6か月で即位、在位期間最短(78日間) |
86代 | 後堀河天皇 | ごほりかわ | 1221年 | 鎌倉幕府に監視された(六波羅探題) |
87代 | 四条天皇 | しじょう | 1232年 | 満1歳8か月で即位 |
88代 | 後嵯峨天皇 | ごさが | 1242年 | 長らく院政を敷く |
89代 | 後深草天皇 | ごふかくさ | 1246年 | 亀山天皇と争う |
90代 | 亀山天皇 | かめやま | 1259年 | 両親に溺愛された天皇 |
91代 | 後宇多天皇 | ごうだ | 1274年 | 仏教において阿闍梨位になった |
92代 | 伏見天皇 | ふしみ | 1287年 | 暗殺されかける |
93代 | 後伏見天皇 | ごふしみ | 1298年 | 鎌倉幕府滅亡後出家する |
94代 | 後二条天皇 | ごにじょう | 1301年 | 在位中に疫病や飢饉の不運 |
95代 | 花園天皇 | はなぞの | 1308年 | 学問に秀でていた |
96代 | 後醍醐天皇 | ごだいご | 1318年 | 鎌倉幕府によって隠岐に島流しされた |
(南朝1代) | 天皇が政治を行う建武の新政を行った | |||
吉野で朝廷を開いた(南北朝時代の始まり) | ||||
97代 | 後村上天皇 | ごむらかみ | 1339年 | 京都奪回を目指す |
(南朝2代) | ||||
98代 | 長慶天皇 | ちょうけい | 1368年 | 情報がない天皇 |
(南朝3代) | ||||
99代 | 後亀山天皇 | ごかめやま | 1383年 | 南朝最後の天皇 |
(南朝4代) | ||||
(北朝1代) | 光厳天皇 | こうごん | 1331年 | 後醍醐天皇によって即位を否定される |
(北朝2代) | 光明天皇 | こうみょう | 1336年 | 光厳天皇の弟 |
(北朝3代) | 崇光天皇 | すこう | 1348年 | 北朝第3代天皇 |
(北朝4代) | 後光厳天皇 | ごこうごん | 1352年 | 不完全な天皇と言われた |
(北朝5代) | 後円融天皇 | ごえんゆう | 1371年 | 足利義満と対立 |
100代 | 後小松天皇 | ごこまつ | 1382年 | 一休宗純の父とされている |
(北朝6代) | ||||
101代 | 称光天皇 | しょうこう | 1412年 | 危篤になるほど病弱だった |
102代 | 後花園天皇 | ごはなぞの | 1428年 | 学徳に優れていた |
103代 | 後土御門天皇 | ごつちみかど | 1464年 | 応仁の乱で厳しい監視下 |
104代 | 後柏原天皇 | ごかしわばら | 1500年 | 信仰心が強かった |
105代 | 後奈良天皇 | ごなら | 1526年 | 般若心経を書写 |
106代 | 正親町天皇 | おおぎまち | 1557年 | 権威維持の為、信長と手を組んだ |
107代 | 後陽成天皇 | ごようぜい | 1586年 | 秀吉から家康の時代 |
108代 | 後水尾天皇 | ごみずのお | 1611年 | 徳川秀忠の子である和子が入内、幕府の圧力に抵抗 |
109代 | 明正天皇 | めいしょう | 1629年 | 徳川秀忠の外孫 |
110代 | 後光明天皇 | ごこうみょう | 1643年 | 儒学・朱子学に没頭 |
111代 | 後西天皇 | ごさい | 1654年 | 温和で思慮深い天皇 |
112代 | 霊元天皇 | れいげん | 1663年 | 儀式の再興を計画 |
113代 | 東山天皇 | ひがしやま | 1687年 | 忍耐強く温順な性格 |
114代 | 中御門天皇 | なかみかど | 1709年 | 多芸多才で節会を復活させた |
115代 | 桜町天皇 | さくらまち | 1735年 | 聖徳太子の再来といわれた |
116代 | 桃園天皇 | ももぞの | 1747年 | 学問を第一とした |
117代 | 後桜町天皇 | ごさくらまち | 1762年 | 119年ぶりの女帝 |
118代 | 後桃園天皇 | ごももぞの | 1770年 | 女性しか子供がいなかったため現在の天皇家の閑院宮家からの皇統 |
119代 | 光格天皇 | こうかく | 1779年 | 生前退位をした(1817年5月7日) |
120代 | 仁孝天皇 | にんこう | 1817年 | 学問所建設を推進 |
121代 | 孝明天皇 | こうめい | 1846年 | 天然痘が原因で35歳で逝去 |
幕末最後の天皇 | ||||
122代 | 明治天皇 | めいじ | 1867年 | 近代国家の新たな天皇 |
123代 | 大正天皇 | たいしょう | 1912年 | 魅力的な人柄で家族第一 |
124代 | 昭和天皇 | しょうわ | 1926年 | 戦後の日本を牽引した象徴天皇 |
125代 | 上皇陛下 | じょうこうへいか | 1989年 | 日本国民統合の象徴 |
126代 | 今上天皇 | きんじょう | 2019年 |
これだけ見ても、圧巻ですが、
世界でもこれだけ続いている皇族はないので、
注目され、尊敬、崇拝されるのもわかりますよね。
日本国民の一人として、新しい時代が少しでも
皆さんにとって、幸せに過ごせますように、
そして、令和という時代が、災害もなく、
健康で開運に包まれますように・・・
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