大晦日とは

みなさ、こんにちは、気が付けば、大晦日ですが、

本当に一年の早さを感じてしまいます。

お陰様で、このサイトからもご相談を頂くようになり、

少しでも皆様のお力になれて、嬉しく思いますが・・・

 

この大晦日ですが、旧暦では毎月の最終日を晦日(みそか)と言って、

晦日のうち、年内で最後の晦日、つまり12月を

大晦日と言ったんですよね。

元々みそは30であり、みそかは30日の意味だったんですが、

月の大小が年によって変動するので、

実際には29日のこともあったんですよね。

後の新暦(グレゴリオ暦)で12月31日を指すようになりました。

 

さて、大晦日になると、必ず、除夜の鐘が撞かれます。

除夜とは年越しの夜のことを表しています。

この除夜の鐘ですが、仏教の行事で、深夜0時を挟む時間帯に

撞きますが、人間の煩悩の数108つと言われています。

この108つですが、眼(げん)耳(に)鼻(び)舌(ぜつ)身(しん)

意(い)の六根のそれぞれに好(こう:気持ちが好い)

悪(あく:気持ちが悪い)平(へい:どうでもよい)があって18類、

この18類それぞれに浄(じょう)染(せん:きたない)の2類があって

36類この36類を前世・今世・来世の三世に配当して

108となっているんですよね。

神社では、形代を使い、お祓いをしますが、一年の煩悩(念)を

鐘を撞いて、浄化するような気がします。

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他にも、大晦日の夜に、江戸時代には定着した年越しそばを

食べる風習がありますが、これは、日本独自の風習で、

蕎麦は他の麺類よりも切れやすいことから、今年一年の災厄を断ち切る

という意味で、大晦日の晩の年越し前に食べるんですよね。

地域によっては、うどんを食べる地域もあるみたいですけどね。

 

他にも、おせち料理なども食べる風習がありますが、

このおせち料理は、中国の節句の行事から伝わったものになるんですよね。

節会や節句に作られる料理で、節日のうち最も重要なのが

お正月であることから、正月料理を指すようになったと言われています。

御節供(おせちく、おせつく)や節会(せちえ)の略なんです。

重箱に入れるものも、それぞれ、意味があり、お祝い事なので、

全て、めでたい事を意味しています。

実際は食べるものも少なく、高いので、それよりは、

食べやすい、お寿司や、オードブルになってしまいますけどね。

 

話は変わりますが、神棚がある家では、鏡餅もお供えします。

この鏡餅は、日本の伝統で、餅を神仏に供える正月飾りであり、

穀物神である、年神(歳神)への供え物であり依り代なんです。

門松も年神の依り代なんですよね。

ちなみに依り代とは、神仏が依り憑く対象物を表していて、

その場所が神域になるんですよね。

このように、見ると、お正月って、神仏習合の

日本ならではの文化になっているような気がしますよね。

 

今は、神棚がある家も少なくなっていますし、

神社の宮司さんも、頭を抱えている問題だと思いますが、

時代の流れで、しょうがないんでしょうけど、

神仏を拝む文化は、本当に大切だと思いますよ。

ちなみに、我が家には、神棚があるので、今年も、飾りました。

年明けから、新しい運勢になると勘違いしている人も多いと思いますが、

仏教でも基本的に、立春(2月4日)から、新しい運勢になりますので、

2月3日までは、前の年の運勢で見てほしいと思います。

 

それでは、年末年始は、慌ただしく、焦りがちになりますが、

事故に気を付けて、風邪をひかないように、

健康に過ごしていきましょうね~

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